割り切り出会いの毎日

向こうの話が聴こえると言うことは、
こちらの話も聴こえてるんでしょうね。

私たちの会話にいきなり突っ込んでくる形で、
入ってきました。
しかも驚くくらいそれは自然な感じがしました。

後輩君はもう先輩！みたいな感じで、
隣の席を相手してないで僕の話をもっと聞いてくださいよと言わんばかり。
そんな後輩君を先輩はネタにし私たちを笑わしてくれ、
掴まれましたね。
きっかけを。

それから、私たちも後輩君をイジり出しいつの間にか、
3対1の構図に…
そんな後輩君は意地気気味で、お酒は進んでいました。
それにつられ私たちもペースアップ。
お酒とは恐ろしいですね。
だんだん後輩君をイジってるうちに、
情が移っちゃたんだろうなぁ。
なんだかあまりにいじられてるもんだから可哀想になってきて…

「元気だしなよ！おねーさんが慰めてあげよか？」

なんて、言っちゃって～

そしたらすかさず、

「おーおー慰めてもらえ。お前にこんな機会はもうねーぞ」

とは先輩。

後輩君の顔は真っ赤っ赤。

かわい～と思っちゃったんですよね～

それからは後輩君さらにペースアップ。
先輩はというと私の友達といい雰囲気。